インドのプネでソフトブリッジの研修をうけて、現在日本でエンジニアとして働く3人組。
とてもたのしそうに働いています。
その瞳は未来をみつめてかがやいています。
ちょっとうらやましいような。
今日はその3人にお話をうかがいました。
まずはムラリクリシュナさん。丸顔にくりっとした目がチャーミングな若者です。
専門はLSIの設計です。LSIというのは、すべての電化製品にくみこまれている大事な部品ですね。
その部分の設計です。さらに専門的には半導体のチップのデザインです。
日本にはもう2年います。
日常用語や専門語にはさすがに慣れました。でも漢字は難しいですね。
メールなどの漢字には困ってしまっています。
先月まで日本の沖電気で働いていました。
現在はソフトブリッジで待機中のベンチスタッフです。
沖電気時代は本当に毎日が楽しかった。仕事場は五反田にありました。
でも帰宅時間が遅くなってしまうのにはまいりましたね。
インドでは毎日、あんなにおそくまで働きません。
仕事場では言葉の問題はなかったです。なかったと思っているのは僕のほうだけかな?
英語をしゃべる人はまったくいませんでした。
初めのころは一日一言もはなさない日がありましたが、とてもさみしかったです。
日本とインドとの違い。これなんですが、日本ではスケジュールがどんなにきつくても、お客様には無理だと絶対いわない。
これにはびっくりしました。
おいおいそれは無理だろう、と思っても、お客様のスケジュールになんとしてもあわせます。
すごいですよね。
今後、インド人のエンジニアはもっともっと増えると思います。
いままではインドのオフショアはアメリカとイギリスだけでしたが、現在では、日本を潜在マーケットとしてとらえ、日本語の勉強をしているインド人エンジニアがとても多くいます。
日本では、インドにいるよりはるかにたくさんの仕事があります。
それが魅力的ですね。
お給料はインドの倍以上です。
でもコストオブリビングが高すぎる。
お店で食べては高いので、いつもコンビにのお弁当ばかりを食べていました。
ベジタリアンじゃないので、お肉も食べます。でも牛肉はたべません。これは宗教的理由からです。
西武池袋線を使って通勤しているのですが、ラッシュが恐ろしい。本当に怖いくらいです。
沖電気には1年間いましたが、仲間がたくさんできたので、やめるときはすごく寂しかったです。
まだまだ日本に住みたいと思っています。
日本のすばらしい点は安全だということ。これはいい。
それから日本人のいいところは、他人に迷惑をかけないというところ。
すばらしいですね。
次はジャジュさんです。
ジャジュさんは26歳の若者です。
TATAで2年間働いてから来日しました。日本にきて6月で2年になります。
専門分野は自動車業界で、CADを使用して、コンセプトカーのデザインをすることです。
SIVAXというコンセプトカーデザインの会社にいました。
トヨタや日産から注文を受けて、コンセプトカーのデザインをしていました。
最近はトヨタのニューヨークモーターショー向けのコンセプトカーをデザインしていました。
日本とインドで仕事のやり方がどうちがうか?
これはチームワークということだとおもいます。
インドでは、ヘッドライトのデザインをやれといわれれば、それだけの範囲に没頭してやりますが、日本ではヘッドライトの周囲のデザインをするデザイナーと協力して仕事をすすめます。
インドでは、自分からHELPをださなければ、周囲の人が手をだすということはありませんが、日本では常に、その周囲の人が手伝うというかんじです。
日本では周囲の人がその人をみていて、困っていそうだな、と思うと、自発的に助けをだします。
これはすばらしいと思いました。
インドでは個人の仕事の領域がはっきりきまっていて、周囲のひととは無関係に仕事をすすめます。
インドでは役割がFIXされています。
この点が日本のすぐれている点ではないでしょうか?
残業はインドでもありました。
だから日本での残業も普通にこなしていましたよ。
インドではベジタリアンだったのですが、日本にきてからやめました。
天ぷらそばと天丼が好物です。
そういえばこのまえ広島にいったのですが、そこでお好み焼きをたべました。
とてもおいしかったし、インドにも似たようなたべものがあります。
インドでもい牛肉を食べる人が増えてきたんですよ。
日本では日常会話ができれば問題ありません。
日本人は親切でホスピタリティがあると思います。
これは日本の国民性だと思いますし、外国人にとってはたいへんすごしやすい環境です。
まだインドに帰国する予定はありません。
仕事が面白いので、まだまだ日本にいたいです。
自動車業界でいうなら、日本は国内のマーケットが飽和状態で、輸出にウエイトをおいています。
インドは非常におおきなマーケットです。
そのため、日本の自動車関連会社もインドに進出しています。
日本でもう少しキャリアをつんで、インドに帰国します。
日本はお給料は高くていいのですが、生活費がかかりすぎます。
だからセービングがあまりできない。
スターバックスにはいって値段の高さにびっくりしました。
なれましたけどね。
次はアヴァカティアルさんです。
アヴァさんは女性のエンジニアでとても美人です。
日本にきて2年半くらいです。
日本では東芝ソリューションズと沖電気で働いていました。
専門はLSIの設計です。
FPGA(ハードウェア)を使用して、検証することです。
インドではLSI技術を教える先生だったんです。
日本の会社の印象と聞かれると、まず残業の多さです。
徹夜もなんども経験しました。
インドでもそういう会社はあるそうですが、私は経験したことがなかったのでびっくりしました。
チームワークで1つのプロジェクトを実施するにはインドでも協力関係はありましたよ。
ジャジュさんの意見はちょっと違うとおもいます。
今後もインド人技術者は日本にもっともっとたくさんくるようになるとおもいます。
LSI関係の仕事はインドよりも日本のほうがすすんでいますし、ツールとかも日本は最新のツールをいつかっていました。
あと2~3年働いて、インド帰国したいですね。
いまはあまり将来のことは考えていません。
日本人の男性はみな優しいです。
ベジタリアンで、日本でもベジタリアンでとおしています。
日本でベジタリアンをキープするのはなかなかたいへんですね。
天ぷら、うどん、味噌スープ、とーふ、天丼なんかがすきです。
うまれてから一度も肉をたべたことはありません。
ステーキはテレビでみたことがあるだけですね(笑)