ニュースソース:Indo Asian News Service
Jan 3rd,2010
Thiruvananthapuram:第97回インド科学会議(Indian Science Congress:ISC2010)が初日を迎え、好調な滑り出しとなった。会議はマンモハン・シン首相をゲストに招き、音楽や聖歌など伝統的な形式で歓迎した。
ケララ州知事のR.S. ガヴァーイー氏、同州首相のV.S. アクタナンダン氏、そしてこの5日間にわたるイベントの統括議長を務めるG. マドハバン・ナイール氏は厳重な警戒態勢の中、シン首相とその夫人グルシャラン・カウル氏を花々で飾られた開会式典会場に迎え、挨拶した。
閣内大臣のヴァーヤラル・ラヴィ氏とプリトヴィラジュ・カヴァーン氏、シャシ・タルール氏もシン首相に同行。ラヴィ氏とタルール氏はこの州の出身である。
数分後、シン首相は演壇の列へと案内され、会議に参加するメンバーの着席に続いてステージの中程に着席した。
およそ6,000人の代表者らがパンダールと呼ばれる急ごしらえのテント会場に入り、首相を始めVIPたちは彼らの総立ちの拍手で迎えられた。
短い祈りとランプ点灯式の後、国営インド宇宙研究機関(ISRO)の前メンバーであったナイール氏が歓迎の言葉を述べた。
モハンマン・シン首相はこの会議の開会を宣言し、著名な科学者やノーベル賞受賞者、政策立案者や学生といった、技術革新に取り組み、自国の公正な成長と発展のための革新的解決法を模索している人々に向けて演説をした。
この会議がケララ州都で初めて開催されるにあたって前例のないセキュリティ体制が布かれ、海岸からおよそ15kmの位置にあるKaryavottamのケララ大学の周辺におよそ1,000人の警官が配備された。
上級警官が本紙記者に語ったところによると、
「大学キャンパスは首相を警護するためのセキュリティ・コードに沿って"消毒"(訳者注:要人到着の前に危険因子をチェック除去すること)されています。セキュリティ上の理由から、詳細について話すことはできません」
ということだ。
開会演説の前にシン首相はこの科学会議の全体の進行について話し、それから著名な科学者や研究者たちに24の賞を贈呈した。
彼らに送られたこれらの賞は、コルカタに本拠地をおくインド科学会議協会(ICSA)が設けたもので、ICSAは今会議を開催するメイン組織である。
今会議の統括議長であり前ISROの議長でもあったG・マドハバン・ナイール 氏は、この97回目にあたる会議の様々なプログラムや活動について概略を述べた。
この緑のキャンパスは改装を施され、華々しい式典にふさわしく外装もこぎれいに整えられた。
M.S. スワミナサン氏のような著名な科学者、インド緑化革命の父、前原子力局長アニル・カコダカル氏、宇宙委員会メンバーのロダム・ナラシンハン氏。そしてノーベル受賞者のアーヴィング・ズッカー氏が8つの全体会議での主な講演者となる。
また、前大統領のA.P.J.アドブル・カラム氏、著名な科学者M.G.K.メノン氏やC.N.R.ラオ氏、そしてノーベル賞を受賞したロジャー・チェン氏が公開講座を行う。
こうした全体会議や公開講座は、より広くて国際的な視野を人々に与え、社会の中での科学の役割について気づきをもたらすものとなるだろう。
カラム氏はまた、このイベントの一環として開催される「子ども科学会議」も開会宣言する予定だ。
この会議の人気アトラクションは科学展示会。この国で最新の科学的開発や業績を見せてくれる。
Translator:Kae INOUE